娘が冬休みに入りました。

ん?
冬休みって年末年始がこのあいだ終わったのにまた?

年末年始のあのお休みは「クリスマス休暇」だそうで(たしかにお正月気分はまったくなく年明けすぐ登校&仕事の空気感)2月に入ってから冬休み。日本の感覚がまだ抜けてないので休みの感覚がいまいちしっくりきません。

学校も仕事もガッツリ休むのがドイツ流?

ドイツは州ごとに学校システムが違うのですが、ベルリンの公立学校では9月スタートしてからこんな感じです。

10月後半:秋休み(Herbstferien)
12月後半:クリスマス休暇(Weihnachtsferien) 
2月初旬:冬休み(Winterferien)
3月後半:イースター休暇(Osterferien)
7月~8月:夏休み(Sommerferien)

このほか、休校日(Unterrichtsfreie Tage)や聖霊降臨祭休暇(Pfingstferien)など一日だけの休みもあります。

日本だとざっくり「春休み」「夏休み」「冬休み」なのでなんか休み多くない?という感じが。まあでも祝日がちょこちょこあるよりはいいのかもしれませんね。

大人もガッツリ仕事休むらしいですし。
仕事のあいだの休暇というよりも、休暇のあいだに仕事するって感じでしょうか。

子供と一緒に休みをあわせて旅行を楽しむことも多いようです。
こんな感覚になれたらいいですよね。

学校生活2カ月ではじめての成績表の結果は?

休みも忘れていたくらいなので成績表のことまで頭にありませんでした。
というか、まだ2か月しか通っていなので成績はまだまだ先だと思っていたので。

しかし紙ぺら1枚の(笑)成績表をしっかりもらって帰ってきました。

「ぜ~んぶグッドだったよ!」
嬉々とした表情なのでほうほう?と見てみると…。

いわゆる社会的行動、日本でいう学習態度というのかな?それらの項目はすべてよかったということでした。言葉が通じないなかでも彼女なりにがんばっているのでしょう。

言語能力のレベル「聞く」「話す」「読む」「書く」は、もちろんまだまだです。
でも本人はそこはたいして見てない感じ!?

まずは言語習得するためにドイツ語集中クラスにいるので、いいとこだけ見ていい気分でいるのだからこれでぜんぜんOKです。

日本でもできたところだけ注目してたのが功を奏したかな?

総評でおもしろかったのは、「独立心」「集中力」「責任をもった役割」などが評価されていることです。日本では「協調性」に関する項目があり評価されますが、ここではそこは求められないんだなぁと感じました。

いかに個人として自立するか、のほうが重要なんですね。

子供の言語学習スピードは早い!2か月でもう古株!?

今月からは、同じクラスだった数名がひとつ上のクラスにアップしたらしく、仲のよい子たちが隣のクラスに行ってしまって少し凹んでいました。彼らはドイツ語も結構話せているようなので上のクラスに打診されたようです。

代わりにレベル1のクラスに入ってきたのはベトナム、トルコからの子どもたち。
たった2ヶ月でクラスで3番目に古株となった娘は、授業のことやらカフェテリアのことを今度は教えてあげる立場になったようです。

ベトナムの女の子からはさっそく英語や日本語!で話しかけられたらしく積極的な姿に押され気味。ヨーロッパ周辺だけでなくアジアの子たちも英語や母国語以外を駆使している姿にふたたびカルチャーショックを受けてます。

日本の小学校でも英語教育が今まさに変わろうとしていますが、こういう現実を知ることがなにより大きなモチベーションになるのでしょう。彼女なりに感じているようでいい洗礼だと思います。

言語習得は簡単ではないでしょう。でもUNOやゲームで男女が一緒に盛り上がる話を聞いていると、とにかく楽しく学校に通ってくれていることが嬉しいです。

10代の男女ってなかなか一緒に遊びませんものね。
そのへん、体は大きくても中身は純朴というか…男女問わず楽しく遊ぶ姿も微笑ましいです。

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