学校の終業式が終わり春から新たな学年が始まります。
春休みに入ったとたん、娘は友だちとお泊り会にでかけていきました。
お布団に入って映画をみながらおしゃべりを楽しむようです。
日常と違う特別な日はうんと楽しんでほしいと思います。

自己肯定感が高い子供になるには親のサポートが重要

終了式とともに成績表も持ち帰ってきましたね。
娘の小学校は教科と学習態度が「よい」「ふつう」「がんばろう」の3段階。
親として良い評価と同じくらい悪い評価も気になるのではないでしょうか?

でも、「よいところ」だけ注目!それだけ見ればOKです。
本人にもそこに注目させて声にだして読んでもらい、親は「ふむふむ。すごいねー」でよいのです。

「ふつう」「がんばりましょう」に至っては完全無視。
あとでそっと親が見ればいいのであって本人に向かってあーだこーだいう必要さえないです。

「がんばりましょう」の項目は「あまり得意ではないようです。ほっときましょう。」くらいに受け取っておきましょう。

親が「よくできました」だけに注目する姿勢をみせることで、子どもは「できたこと」に注意を払い意識するようになります。

先生からの成績で褒められたことと、親が「すごいねー」と感心したことが事実として認識され、子どもの脳に「私のここがすごいところ。得意なところ。」というメッセージが嬉しさ、楽しさとともに伝えられます。

この「嬉しさ」「楽しさ」というところがミソ!
ほめられたときの嬉しい気持ち。得意なことを考えるときの楽しい気持ち。
言葉と感情が一緒になって脳に伝わると強烈なメッセージとなって記録されます。

だれだって、「あなた、ここがダメなんだ。なんでだろうね?」なんて言われたらどよーんとします。成績表ですでに語られているのにさらには親まで畳みかけるように詰め寄ったりしたら「私はできない。ダメなんだ。」というメッセージが発動してしまいます。

娘の反応を観察していると、成績表を開いてすぐに
「よいが何個~!前より増えたぁ!」 でした。

評価項目はあんまり気にしてないようで数に注目しているようです。
「へえ。何が『よい』なの?教えて」というと読み上げてくれました。

で、それでおしまい。
成績表をほんなげて颯爽と出かけていきました。

学校の成績評価からはじまり、これからずっと評価社会で生きていくこどもたち。
そのすべては、周りと比べることが大前提となっています。他の人と比べてあなたはこうですよ、みんなと比べて優れていますよ。劣っていますよ。そういうメッセージです。

私は「人と比べるのはやめなさい」と日頃から子どもに言っているにもかかわらず親も子供も成績やら人事選考で評価環境にどっぷり。この評価社会を避けては生きていけないですよね。

成績表を逆手にとって、子どもの自己肯定感を強めるツールとして使いこなしましょう!

無意識にボードに書き込む言葉が自己肯定感を低くする

私たち大人は自分に対してすでに何かしらのイメージをもっています。
長所短所を書かされるたびに自分の悪い面を探したり、色々な人から言われる言葉でセルフイメージをつくっていきます。

その状況はボードがもはやブラックボードになっているといっても過言ではないほど様々な言葉で埋め尽くされている。だから大人が形作られたイメージから逃れるのはとても難しい。

でも子供の場合はまだまだ白いボードなんです。
生まれたときにはまっしろなホワイトボードに周りからどんどん言葉が加えられる。
その代表はおそらく「おかあさん」です。

どんな言葉を伝えてきただろう?

小さい頃は「かわいいね」「よくできたね」「すごいね」と肯定的な言葉のシャワーもいつしか「早く!はやく!」「なにやってるの!」「もう帰るよ!」・・・こんな言葉で溢れてませんか?

子供のボードには「なんでも早くできない自分はダメ」「ママに怒られるからダメな子」「ママを喜ばせられないダメな子」という言葉が書き込まれそのとおりにセルフイメージが作られていきます。

だけど仕事をしながら子育てに向き合うおかあさんは時間との闘い。
わたしも振り返るとこんな言葉をよく言っていたと反省しきり。

そうは言ってもワーキングマザーにとって子供との時間の折り合いは死活問題なんです。
わかっているけどなかなかできない。保育園に間に合わない!電車に間に合わない!とにかく早くしてー。動いてー。うんうんわかる!

でも大丈夫。
気づいたときから言葉を重ねていけば上書きできます。
並んでいる言葉たちの上に、もっと強く、もっと濃く、力強いメッセージを書きましょう。

そして平日は時間がなかなとれないお母さんは、時間の制限がないときにぜひぜひ過保護デーをつくってあげてくださいね。

過保護デーは、今日はこどものリクエストにとことん付き合うあうぞ!という特別な日。
大切なのは、「子どもが望んだリクエスト」ですよ。
親がこれはきっと喜ぶだろう、と勝手に考えたものではありません。

遊園地は喜ぶだろう、ディズニーランドなんて最高だろう・・・・と親は思うかもしれないけど、近所の公園でおべんとうを持って一緒に遊ぶだけ、待ち時間も列に並ぶこともなく好きなだけどろんこになって遊べることのほうが子どもにとっては幸せかもしれません。

日頃から子どもにかける言葉たちが彼らのセルフイメージをかたどっていきます。
無意識に声をかけているか、気づいているかだけでも大きな違いです。
習慣で否定的な言葉が出てしまったならば、ひとつ肯定的な言葉を上書きしてだんだんとデザインしていけばいいのです。

言葉のしくみをこんなふうにちょっと変えるだけでも子どもは大きく変わりますよ。

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