心機一転、新年度4月から始めよう!と挑戦したもの・・・ありますか?
5月も終わりに近づいて「あ~もう全然やってない」というひともいるかもしれません。
習慣化されるまえに大型連休が来ますから・・・あの誘惑を乗り切るのが結構肝ですよね。
「やっぱり自分はダメだなぁ…」と自己嫌悪に陥っているひともいるかもしれません。
Contents
「行動できなかった」には理由がある。なにがその妨げになっているのか知ることが大切
わたしの会社はすべての社員が四半期ごとに目標をたてて、都度マネージャと進捗チェックをしながら方向性を確認します。うまくいってるものは特に問題なしですが、ここで注目すべきは「うまく進んでいないもの」。
この会社に入ってまもないころ「なんで進んでいないのですか?」って聞かれるよなぁ…と気が進まない気持ちがありました。
ところがマネージャはこういいました。
「それを進めるために妨げになっているものは何ですか?」
「言いかえると、何があればその業務は進みますか?」
は?
予想外のことばに一瞬思考がストップしました。
時間が足りないのか、やり方がわからないのか、ヘルプが必要なのか。
その原因がわかれば具体的な対策がたてられる、と。
「問題があるなら一緒に原因を探り、あなたの仕事を前に進めるために私は存在します」
あたかもそう言っているようでした。
行動できないのは能力がないからではない。自己嫌悪になる必要も、自分を責める必要もありません
「なんでできないの?」と聞かれるのと
「なにが障害になっているの?」と聞かれるのでは全然ちがいます。
Why で聞かれると、なんで自分はダメなんだろう…と感じませんか。
What で聞かれると、なにが問題だろう?と原因を考えだしまよね。
これも視点のちがいです。
自分の中に視点があって、原因を探してしまうか(自分の能力を見る)
自分の外に視点があって、原因を探すか(自分の能力外のところを見る)
自分でもできないこと、やってしまったことを自覚して自己嫌悪なのに、そのうえ人から「なんで?」と言われたら誰だって自分を責める気持ちがもっと大きくなってしまいます。
人を育てるって上から見下ろすのではなく前にすすむために一緒に考えていくこと。
子育ても一緒ですね。
ジョージが騒動を起こすと、黄色い帽子のおじさんは「なんてことをしてくれたんだ!」とジョージに原因があるようなことはいいません。「大変なことになったぞ。このままだと〇〇になってしまう」とそのことで起こるであろう現象を見ています。
いきなりジョージって??と思った方はこちらをどうぞ。
あなたは「行動できない」ではなく、自分で行動しないことを選択した結果「行動しなかった」だけ
「動けない」「行動できない」と自己嫌悪になっている人は、今すぐ自分を責めたり、卑下したりするのをやめましょう。
それはあなたの決断なんです。
「動けない」ではなく「動かないと決めた」
「行動できない」ではなく「行動しないと決めた」
だからその結果、やらなかったんです。
では何がそう決めさせたのか?
必ず理由があるはず。
行動することでなにか都合が悪いことが起こると思っているのかもしれない。
その都合が悪いこととはなにか?
それは本当にあなたに都合が悪いことなのか?
そうやってブレイクダウンしていきましょう。
原因がわかれば要因をとりのぞく対策をとればいいだけです。
あるいは、そもそもやらなくていいと気づいたのかもしれない。
それならやる必要さえないのです。
あなたが必要とするものに切り替えればいいだけです。
いつでも「決定権」は自分にあると自覚することが大切です。
だれかにやらされているわけではなく、すべては自分が選択して行動しています。
変化しないことさえも、自分が今のままでいることを決めた結果です。
「人生の決定権」を取り戻すには言葉の選び方も重要です。
この記事のように些細な場面でも習慣づけることができるのでぜひ試してみてくださいね。
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