このところ少し体調を崩しておりました。
ドイツに来てここまでの体調不良ははじめて…。
いえ、日本でもこんなに長引いたことはないというくらい寝込んでしまいました。
環境の変化と急激な気温の変化もあり、想像以上に緊張が続いていたのかも?
幸い娘は元気に過ごしており、簡単な食事は用意してくれて本当に助かりました…。
日本でもこの冬はインフルエンザが猛威を振るったと聞いています。
今年の冬は本当に雪が多く、普段は積もらない関東でも相当大変だったと。
みなさまお体は大丈夫でしたでしょうか?
やっと日本は春の便りも聞こえてくるようになりましたね。
ドイツ人は薬よりも「まずはハーブティ」という習慣?
さて、おかげさまで病気らしい病気をしたこともないわたしはもともと日本でもあまり病院に行かず、体調不良も寝て休めばなんとか回復してきました。薬ぎらいの親に育てられたこともあってか、あまり薬を服用したくないという思いもあります。
検査や処置が必要な場合はもちろん病院へ行きますし薬で治療しますが、今回は熱っぽいのと咳、鼻かぜの症状で病院に行くだけ相当なエネルギーを使うし、まして海外の病院に行くほどの気力もなく家で静かにしていました。
ドイツに来てからそこらじゅうのドラッグストアで見かける薬用ハーブティを買っておいたものの、特に不調なこともなかったので開封していませんでしたが「いまこそ薬用ハーブティの出番!」という感じで、毎日飲んでいました。
効いたか?と言われたら「どうかな~?」という感じですが、苦みもあって効いている感じはします(笑)実際、ハーブティで体は温まるので発汗してとにかく寝る。それに尽きます。
ドイツでは調子が悪くなるとハーブティという考えもあって、薬に頼らず普段からハーブティを飲んで健康維持を心掛けているひとも多いんです。症状を言えばすぐ「それなら」と答えてくれる方もいて、その浸透度はすごいと感じるほど。ドイツでは病院でもあまり薬を処方してくれないとも聞きます。
私は娘が小さいときに熱を出しても、熱でウィルスを殺すのだから薬でむりやり下げるより、自然にしておいたほうがよいと考えるほうなので、病院で何種類も薬を出されるとうんざりしてました。なのでドイツの習慣はわりとすんなり受け入れられます。
反対に「調子悪い→病院→薬もらわなきゃ!」と自動反射する方はドイツの習慣はちょっと辛いかもしれませんね…。
症状別だからわかりやすい。薬用ハーブティの効能
私が常備しているのはdmというよく見かけるドラッグストアのオリジナル薬用ハーブティ。
1箱12個セットで0.7€と100円以下でお手軽に揃えられる価格です。
写真のようにひとつずつパックになっているので箱を開けても気にならず旅行などにも持ち歩きやすそう。
dmのほかにもROSSMANNというドラッグチェーンもよく見かけます。
こちらにの専用ブランドのハーブティは0.69€でした。
写真の赤い部分、「Erkältungs Tee」は発熱を伴う風邪用のお茶。
「Arzneitee」は、医薬用、薬用のお茶、という意味です。
こんなふうに何に効くのかが商品名になっているのでわかりやすいですよね。
とはいえ、ドイツ語なのでぱっとみても何かわからず(汗)
私は店頭で調べながらかなり時間がかかってしまったので、主なものをこちらに書き留めておきますね。
発熱を伴う風邪に | 乾いた咳に | 咳・気管支の炎症に | 喉の痛みのときに |
肝臓・消化不良に | 気分融和・不眠に | 膀胱炎症状に | 胃・腸の緩和に |
画像はdmオンラインショップからお借りしました。
※副作用などの詳細はリンク先の内容をご覧ください。
ドイツで薬用ハーブティを購入するときの参考になれば幸いです。
日本にもあるお茶文化。抹茶の「一服」は薬から。
ドイツのハーブティに関する文化に感心していたのですが、実は日本にも「お茶」の文化がありますよね。
日本茶にも殺菌効果があり、風邪をひきにくくするなど昔から言われています。
でも若い世代ほどコーヒーや紅茶がメインになって口にする機会も少なくなっているかもしません。
今は抹茶ブームもあって様々なスイーツなどにも取り入れられていますが、昔は抹茶が薬と同じように考えられていたとか。
「お茶を一服さしあげます」
この言葉からも薬と同じように扱われていたことが連想できます。
わたしは「茶道」をとおして抹茶は健康に影響すると実感しています。
もちろん、抹茶そのものの成分もあると思いますが、それ以上に精神的に無になれる空間や「今」に集中することでさらに効能を感じていたのかもしれません。
まもなく訪れる美しい日本の桜とともに、機会があればぜひお茶も楽しんでみてくださいね。
キャンペーンやチャレンジ企画はメールマガジンご登録者優先でご案内しております。最新情報をお受け取りになりたいかたはこちらからご登録ください。
「ライフシフトデザイン通信」登録はこちら