ドイツではただいまイースターホリデーを迎えています。
イースター。ドイツ語ではOstern(オスターン)と言います。
イエス・キリストが復活したことを祝うお祭り、くらいしか理解してなかったのですが、クリスマスに次ぐ大イベントだそうで、大人も子供も楽しみにしているよう。
「春分の日のあとの最初の満月の次の日曜日(長!)」がイースターなので毎年時期が変わります。
今年は4月1日。その前後4日間がイースター。
聖土曜日(Karsamstag):
日曜日(Ostersonntag):キリストが復活した日
月曜日(Ostermontag) :イースターマンデー(祝日)
キリスト教徒にとってはちゃんと意味のある一日一日なんですね。
でも土曜日はとくに名前はないそうです。
よかった、土曜日はお店が開いてる!
ごめんなさい、不謹慎に食糧のことで頭がいっぱいで。
お休みは本当にスーパーもどこも閉まるので連休を知らないと死活問題なんです…。
それにしてもなんでタマゴとウサギ?

ちょっと大人なイースターエッグの組み合わせ
この時期スーパーなどではタマゴやウサギのチョコレートがたくさん陳列されています。
卵は生命の誕生、うさぎは多産なことから豊かな生命の象徴という意味があるのだそうです。
こうやって宗教行事として背景を知り、そのうえでイベントを楽しむ姿勢に好感がもてます。
日本では、もはやクリスマスはプレゼントをもらいケーキとチキンを食べる日と化してますものね。
ドイツウェルカムクラスの友人と休日を楽しんでます
さて、ホリデーということは学校もお休みです。
年末年始につづき、冬休み、そしてイースターとまたまた休みか!って感じですね。
今回は成績表はありませんでした。どのタイミングで提示されるのかまだよくわかりません。
イースター休暇明けに先生との個人面談があるのでおそらくそこで詳しい話をするのかも?
今までの休みと違うといえば、友人とWhatsApp(LINEのようなSNSで海外ではこちらが主流)で連絡をとりあってること。
「うちに来ない?」「もちろん!」などのやりとりをして、友だちを呼んだり呼ばれたり。
ドイツ語を集中的に学んでいるクラスなので、まだまだコミュニケーションはもっぱら英語。
どこの国の子供も英語が問題なく使いこなせるのでおのずと英語になっているようです。
娘はチャットで四苦八苦していますがこれもいい訓練ですね。
チャットはリアルタイムで流れていくので、とにかくスピードが早い。間違ってるとかなんとか言ってる暇もありません。間違いスペルで送ってくるので「なにこれ、読めないし!!」と言って笑っています。完璧じゃなくて全然OK!ということも学んでくれるといいです。
遊びに来た様子では、言葉がついていかなくてもはしゃいだり大笑いしたり。
箸が転がっても笑う年頃です。
どんどん「伝えたい」という気持ちが大きくなって、言葉は結局のところ道具だということを肌で感じている姿をみてちょっと嬉しくなりました。
まだまだ雪がちらつく日もあるベルリンですがイースターのあとは春が来るのでしょうか?
さくら満開の便りをきくたびに日本の春はやっぱりいいなぁと思います。
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