2017年が今日で終わります。
ドイツベルリンは日の出前でうっすら空が青くみえます。

日本では大晦日の午後。
今夜とお正月に向けてご家族や友人が集まりにぎやかなひとときでしょうか。

2017年は私にとって大きな変化の年となりました。

娘が幼少期を過ごした土地を離れたこと。
長年働き続けてきた職場を退職したこと。
何十年ぶりに会う旧友たちと屈託なく話したこと。
私と娘ではじめて海外へ飛び立ったこと。
地元の学校で色んな国籍の子供たちと出逢ったこと。
ドイツベルリンで3カ月過ごしたこと。

どれをとっても私の人生の中で大きな「行動」であることは間違えありません。

そしてまだ10年ちょっとの人生である娘にとっては「激動」の年となったことでしょう。

この3カ月間、初めての海外で言葉も通じない娘が不安にならないように私がしっかりしなければ…!とずっと肩に力が入っていましたが、ふたを開けてみれば、トラブルやアクシデントが起きても平穏に鼻歌まじりでかわしていたのは彼女のほうでした。

その姿を見てどれだけ救われたことか。

「普通が普通じゃないから、わたしも普通じゃなくていいって思った」

娘が学校に通いはじめてポロッといった言葉です。

ドイツ、イタリア、ロシア、トルコ、イスラエル、カンボジア、スーダン…

色々な国の子供たちと毎日顔をあわせるなかで、あまりにも個性豊かで自分の「好き」「楽しい」を彼らは自由に表現しているから、「いつも普通じゃなきゃいけない!」という抑制が外れたみたいです。

なんか…
とっても感動した一瞬でした。

どんなに言葉で個性を伸ばす、と言ったところでやっぱり体験に勝るものはないと感じます。

これだけでも遠くまで来た甲斐があったかな。

もっとシンプルでいい。楽しんでいい。
自分の気持ちをどんどん複雑にしていたのも自分自身でした。
自分で選んだ道をベストにする

私がはじめて海外に出たときに感じたことと同じことを娘も感じている。

多いに迷い、悩み、決意して行動した一年でしたが、締めくくりにこのような気持ちになれたことはとても嬉しく思っています。

そして、私はひとりではなく、
周りに支えられていたからこそ行動できたのだとあらためて感じました。

立派な同志の娘をはじめ
日本から送り出してくれた家族
勇気づけてくれた同僚たち
常にエールを送ってくれる友人
ドイツで出会った新しい友達

彼らに感謝してやみません。

2018年は、私がエールを送る側になって挑戦するひとたちを勇気づけていきたいです。
もちろん自分もチャレンジを続けながら。

みなさま、どうぞよい年をお迎えください。

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