ゴールデンウィークはどのようにお過ごしでしょうか?
日本はこの時期、新緑が本当に美しいですね。この季節、私も大好きです。
現在、ドイツベルリンも街が緑いっぱいで冬の暗さがうそのように明るくなりました。
写真は夜7時すぎの公園。遊ぶひと、犬の散歩をするひと、ゆったりと時間が流れています。
こんなに明るいので気づくと夜8時、9時ということも…!
さて、連休は家族と一緒に行動したり、友人とでかけることも多くなりますね。
義理両親をはじめ、お店や外出先での対応など見ず知らずのひとと関わることもあるでしょう。できれば楽しい気分で連休を過ごしたいけど、なんとなくモヤモヤしたりイラっとくることもあるかもしれません。
でもいいオトナですから、うまく感情をおさめて表情には出さず気持ちにフタをしていることもあるのではないでしょうか。
「イライラする自分も情けないし、
こんな気持ちはできれば避けたいのですが、
どうしたら感情をコントロールできるのでしょうか?」
こんなご質問をいただきました。
感情はちゃんとコントロールできますので、ぜひみなさんも試してみてくださいね。
Contents
感情は自然に湧くものだからどうしようもないの?
楽しい!嬉しい!そんなワクワクする気持ちは素直に存分に浸れるし、とても充実感があります。でも反対に、感情的に怒ったり、落ち込んだり、イライラしたり、の気持ちはなるべくなら避けたいと思いますよね。
どんな感情であれ、なにかの出来事をきかっけに自然に湧きあがってくるもの。
[だから]感情は自分でどうにかできるものではない、と信じているひとも多いです。
これは前半はそのとおりだけど、後半は違います。
「感情はなにかをきっかけに自然と湧き上がるもの」です。
きっかけというのは、何かを見たり聞いたり、五感を通して発動することが多いでしょう。それらのきっかけで自然と湧き出てくるの感情を抑えることは不可能に近いです。
でも「だから感情は自分でどうにかできるものではない」と思いがちですが、実際はそうではありません。
感情は自然と湧いてくるもの。
[だけど]自分でコントロールできるものなんです。
感情に対してどのように反応するかを自分で選択しているだけなのです。
では、どのようにすれば感情はコントロールできるのでしょうか?
ここでは、だれでもできる3つのコツをご紹介しますね。
だれでも感情をコントロールできる3つのコツ
1:ポジティブもネガティブもそのまま受け取って味わう
昨今ではポジティブ思考がもてはやされて、ネガティブな言葉や思いを抱くことが推奨されない空気がありますが、生身の人間であればそういう気持ちが湧いてくるのは避けられないとわたしは思っています。
そして、そのようなとき、負の感情をそのまま受け取ることをお勧めしています。
頭の上が熱くなる感じ、お腹のあたりがギュッと痛くなる感じ、モヤモヤした感じ…
そんな感覚をそのまま感じてみてください。
深く息をすってゆっくり吐く。
深呼吸をすると気持ちも落ち着いてきます。
このときひとつだけ気を付けてほしいこと。
それは「頭の中から思考を追い出す」ということです。
思考が感情をつくりだすので、考えれば考えるほど感情は大きくなっていきます。
ちょっと想像してみてください。
イライラしてたり怒りがこみ上げてくるとき、頭の中でひとりごとを呟いていませんか?
相手に対して頭の中で文句だったり批判だったりがどんどん出ていると思うのです。
そしてその言葉がまた感情を膨張させます。
ですからいったん思考を止めましょう。
そうすると、感情は残っていますが今より大きくなることはありません。
2:感情を生み出す言葉を止めるには独り言をやめる
感情はコントロールできるとわかった。
ネガティブなときに独り言をやめることもわかった。
でも、独り言をやめる=思考を止めるってどうすればいいの!?
「頭ではわかるけど、思考を止めるってどうやったらいいですか?」
そうですよね…これが意外と難しいと思ってしまうかもしれません。
頭の中をからっぽにするというと、座禅や瞑想で「無」になると思う人もいるからです。
無の境地にすぐなれるひとは、そもそも悩みを自己解決できるでしょう。
それができないから、感情に振り回されてしまうのですよね…。
でも、だれでも簡単に思考を止められる方法があります。
それは、今の状況をただ認めること。
「今わたし怒ってる」
「そうか、怒ってるんだよね」
「わかった、怒ってるんだね」
ただただ、その状況を受入れる言葉を使うだけです。
何も考えない!頭を空っぽに~!というとハードルが高いですが、これなら簡単にできると思いませんか?もうひとりの自分がわたしを見つめて認めてあげている、そんなイメージを描いてみてくださいね。
感情を膨張させる独り言がとまると、不思議なくらい今まで残っていた感情が静かに去っていきます。
3:どんな感情がでてきても拒絶しないで認めてあげる
「感情的になってしまう自分が嫌い」とか「感情のまま子供にあたる自分にもイライラする」という方もたくさんいらっしゃいます。私も子供に対してそのような行動をとってしまい、あとから自己嫌悪になることも・・・お母さんなら一度は経験するであろうこの気持ち。
だけど、自分から「嫌いな部分」を切り離そうとすればするほど自己嫌悪も強くなっていきます。切り離したことで「好きな部分」に100パーセントなりきれない自分を最後には許せなくなってしまうから。
どんな感情が芽生えたとしても、そのこと自体は受け入れて認めてあげてください。
たとえ負の感情であってもそれがあなた自身なんです。
無理やりフタをしたり、見て見ぬふりしたりすると、生まれた感情は行き場がなくなってずっとくすぶってしまいます。
そんなイメージで思考を止めたらちゃんと感情を味わって、自然に去っていくことをぜひ実感してみてください。
この感覚がつかめるようになったら、次はもっと感情が自由になるステップへいきましょう!
次のステップは別の記事でお伝えしますので、この方法をぜひ繰り返してみてくださいね。
感情コントロールで自己肯定感も手に入れる方法
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頭ではできそうだなぁ~と思ってもなかなか感覚に落とし込めない…そんな方はパーソナルコーチングを利用してみてくださいね。だれにでもある思考のクセや習慣に気づいて、自分がどうなりたいのかが明確になり行動を起こせるようになります。
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