【ドイツ生活】ベルリンで日本人の医者は心強い！子供が急病になる前に受診すると安心

先月わたしが体調を崩した際、病院には行かずにいたのですが、ドイツに来てから子供のことでずっと気になっていたことがありました。

もともと日本でも首や腕の内側に湿疹ができやすく皮膚科に通っていたものの、渡独後しばらくすると顔全体、特に目の周りが赤味を帯びるほどカサカサになってかゆみも増していました。

持参した薬でなんとかしのいでいたのですが、気候、水（ドイツは硬水）などの環境の変化も要因になっているのか、冬だからかなど考えていたのですがむしろ悪化していたので病院で診てもらうことに。

海外の病院は不安…。日本人医師なら詳細を伝えられる安心感

とはいってもドイツ語では伝えられないし、医者なら英語は通じるだろうけど細かいニュアンスまで伝えきれないし、やっぱり言葉が通じる日本人の先生なら安心ですよね。

ベルリンにも日本人の女医さんがいると聞いて行ってきました。
予約は不要とのことなので、受診時間をチェックして午前を避けて午後３時頃に到着。

場所は西側のシュテーグリッツ地区。
地下鉄U9 Schloßstraße（シュロスシュトラーセ）駅から徒歩１分です。
入口がわかりずらくてグルグル歩いてしまいました。
交差点の角にユニクロがあるので、こちらを目印に。

シュロス通り（Schloßstraße）から見ると青い看板がみえます。

「Ärztehaus」（医者ハウス？）が入口。

普通のアパートみたいにベルを鳴らして開けてもらう方式です。（住人が許可して開錠してもらわないと外から入れない）わたしたちは前にいた方が鳴らしたベルでドアが開いたのでそのまま一緒に入っちゃいました。

建物に入ったら左側の階段を２階へ。
ちなみにドイツ式では１階が地上階、２階は１階と数えます。

ドアの前に看板がありますのですぐわかります。

子供が急病でいざという前に受診しておくと慌てない

受付では保険の用紙とパスポートを見せて、初診のための問診票を記入しました。
質問もドイツ語、日本語が併記されていたので、日本語で記入してOKです。
この日は受付の女性も日本語をちょこちょこ挟んでくれる親切な方でした。

待合室で待っていると、先生に「○○さーん」と呼ばれました。
この日は私たちの前に二組ほど待っていましたが待ち時間は１０分ほど。

先生はとてもサバサバしていて症状を的確に診察してくださいました。
質問にも丁寧に答えてくださいますし、薬の名前もメモを渡してくださったりとても親切でした。

子供は小さいほど急病になりがちですが、そうなるまえに余裕をもって気になることがあれば一度受診しておくと安心かもしれません。

いざという時は気持ちも焦っているし、日本と勝手が違うとパニックになってしまうこともありますよね。

健康保険に加入していれば無料、あるいは私の保険のように当日は自身で立替する場合も、診療代と薬代もあとで保険会社に領収証を送ることで全額が振込まれます。

ベルリンには日本人のホームドクターがいない

ドイツでは個人個人がホームドクターという家族のかかりつけ医を持ち、必要があれば大きな病院の各科にホームドクターを通じて紹介してもらいます。

先生にお伺いしたところ、現在（2018年春）ベルリンには日本人のホームドクターがいないとのことでした。

先生の専門は耳鼻科ですが、症状を伝えれば診てもらえます。
さらに必要な処置があれば先生から医者を紹介していただけるとのこと。

娘の場合はどうしても今受診しなければ、ということではなかったのですが、渡独後気になっていたし、専門家の意見も伺いたいと思っていたので、この機会に先生とお話しできてよかったです。今後、急を要するときにも慌てなくてすむという安心材料にもなりました。

ちなみに硬水が原因ということはないようです。
ただし、空気も日本以上に乾燥しているので肌や髪も痛みやすい環境です。

お薬も副腎皮質ホルモンでない薬を処方してくださり、今までの経験上、治癒する可能性が高いものということでしたので様子を見てみたいと思います。

ベルリン日本人医師の病院情報＆地図

以下に病院情報と地図をつけておきます。
ベルリンで日本人医師を探す際のご参考になれば幸いです。