「いつも時間が足りない!」
「気づいたらもうこんな時間!」

時間は貴重とわかりながらも、うまくコントロールできないことってよくありますよね。

やらなければいけない「用事」に集中していませんか?

これをやったら、あれをやって・・・と「用事」に意識を集中していると、そのためにやらなければならないコトは次から次へと現れます。頭の中で思い浮かべた用事は数えられるほどかもしれませんが、実際にその用事を始めると気になることがひとつ、またひとつ、と増えていくのです。

たとえば、こんなシーンを想像してみましょう。

シンクを掃除していたら、洗剤が少なくなっていたことに気づいたので補充した。

やるべきことの「目的」と「行動」を区別して考える

ほんの小さなコトでも予定になかったものが積み重なっていくと、それだけで時間はどんどん浸食されていきます。すべき用事に集中していると、そこから派生するコト(行動)もひとつの用事に分類されてしまうからです。

シンクの掃除と洗剤の補充は一見別々の行動かもしれませんが、「キッチンを整える」という意味では同類の目的です。

目的:「キッチンを整える」を達成するために
 ✔ シンクを掃除する(行動)
 ✔ 洗剤を補充する(行動)
 ✔ コンロを磨く(行動)
 ✔ 布巾を漂白する(行動) ・・・を実行する

具体的な「行動」に集中しないと時間は無限に膨張する

目的というのは具体的な行動ではありません
「キッチンを整える」という目的に集中してしまうとそれを達成するための具体的な行動が次から次へと思い浮かんでしまいます。

あれもこれも、そうだ、これもやってなかった・・・
と積み上げていけばいくほど時間はどんどん膨張します

「時間がないから今日はここまで!」と思い切ってやめればよいでしょうか?
しかし、それでは「またできなかった」「なんで効率よくできないんだろう」「やっぱり要領がわるい」という負の感情が残ります。

では、はじめから「行動」に集中した場合はどうでしょう。
「シンクを掃除する」という具体的なコトを終えたらそれで終了です。
洗剤も多少気になるかもしれませんが、それはまた別のタスクです。

今やるべきことに集中すれば、
「よし、このタスクは完了!」と気持ちよい達成感を得られます。

どのタスクを組み合わせれば、今ある時間を有効に使えるのか
「目的」をブレークダウンして、「行動」に焦点をあてて淡々と実行すること

それが時間をコントロールするひとつの秘訣になります。

時間管理を「自分の人生」から俯瞰したい、と思う方は次の記事で詳しくお伝えしていますのでぜひトライしてみてください!

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