誰だって自分に正直に生きたいって思ってるけど、
それをやってしまったら大人げないでしょう?
人間関係がうまくいかないでしょう?って思いますよね。
多かれ少なかれ自分の想いを閉じ込めたり、
我慢したりして生活している人がほとんどではないでしょうか。
でも長いあいだ、他人が自分をどう見てるかを気にして生きていると、
自分の本当の気持ちがわからなくなってしまいます。
自分の気持ちがわからない、そんなひとが一歩進むためのヒントをお伝えします。
Contents
自分に正直に生きる方法は感情に素直に従うこと
では自分に正直に生きるにはどうすればいいのでしょう?
まずは「大丈夫なふり」をやめたらいいです。
相手の言葉にとても傷ついた。
なのに「ん?だいじょうぶ。傷ついてなんかいない」と嘘をつく。
今の環境に違和感を感じて苦しい。
なのに「ん?いやいや、みんなこんなものだよ」とごまかす。
たくさんの「大丈夫」を重ねるうちに本当の自分は否定される。
否定された想いは、消したようで消えていません。
ずっと本当の自分は見えないところで傷を負っています。
大丈夫なふり、見ないふり、なかったことを
ずっと続けていると
本当になくなるわけではありません。
むしろ、
負の想いにしがみついて絶対に手放さない状態を
自ら引き起こしてしまいます。
では、大丈夫なふりをやめたらどうなるのでしょう?
「わたし大丈夫じゃない」と
正直にそのままの自分を認めることになります。
とても孤独で、みじめで、小さな存在になった気がするかもしれません。
本当はとても傷ついたんですよね。
苦しかったですよね。
嫌だったんですよね。
でも大丈夫。その感情を素直に受け入れてください。
そうするとずっと否定され続けてきた
本当の自分が存在を認められて
やっと意見を言えると思いはじめます。
「他人にどう見られているか」より「自分がどうしたいか」
大丈夫なふりをやめて正直な感情に従いだすと、
あらゆる判断が他人軸から自分軸に移りだします。
今までだったら、こんなことやったら恥ずかしいとか
見下されると真っ先に考えていたことが、
自分がよいと思うものは「よしっ!」と
Goサインがだせるようになって
だんだん迷いがなくなってきます。
ふだんあなたが考えている文章は
「わたし」が主語になっていますか?
親や家族、子供、上司、彼、友人・・・
まわりのひとが主語になっていたら注意してくださいね。
「彼らがどう思うか?」ではなくて
「私はどうしたいか?」を考えましょう。
日本では「他人からどう見られているか」を
小さいころから必要以上に気にする環境がありますので、
意識的に軸を動かすようイメージしてみてくださいね。
自分に正直に生きるって結局自己中心なんじゃないの?
とはいっても
「自分のやりたいようにするって単なるわがままじゃないの?」
と思う人もいるでしょう。
みんながみんな好きなことばかりやってたら収集つかないじゃない!?
少なからず、子供のころから和を大事にすることを
繰り返し身に付けてきた社会では、
自分が原因で「和」が乱れたら大変!
人に迷惑をかけることが一番いけないと
親からしつけられてきたのに、
それじゃまるで自己中心なんじゃないかと思うかもしれませんよね。
では自分に正直に生きることが「わがまま」にならないひとは?
つぎの質問にも答えてみてくださいね。
1. あなたがやりたいことは「誠実さ」がどのくらいありますか?
わがままかどうかの分かれ目のひとつは「誠実かどうか」。
もちろん自分に。そして周りのひとに。
たとえば仕事が合わないからといって
「やめたくなったから明日やめます」って
突然いなくなるのは周りの人を困らせるわけで
わがままと受け取られてもしょうがない。
それは単なる自己中心だし周囲にもそう映るでしょう。
自分に正直になるって
自分の気持ちに嘘をつかないということで
やりたいことをやりたいようにやる、というのとは違います。
自分に誠実になるのは大前提のうえで、
相手に対しても誠実かをきちんと考えることができれば、
違和感から解放されて深く納得して生きていくことができます。
2. やりたくないことを続けると自分もまわりも不幸にしませんか?
考えてみてください。
やりたくないことをしているときってどんな感じでしょう。
私はこんなことがしたかったのではない。
心ここにあらず。
イライラして目の前のことに集中できない。
自分が情けなくてそれがイライラを倍増させる。
さあ、ちょっと視点を変えて周りのひとになってみて。
自分はどんなふうに映っていますか?
先日40-50代の中堅サラリーマンがなぜか不機嫌である
という記事を見ました。
自分のやりたいことに素直に従うにはもう若くない年齢。
家族も責任もある立場で「自分の好きなコトをやりたい」
なんて口が裂けてもいえない。
そして私はこうしなければならない、
いやこうすべき、という思いにがんじがらめになっている人たち。
あなたのまわりにもそんな上司や同僚がいるかもしれません。
3. 誠実で正直なひとを全力で応援したくなりませんか?
自分がやりたいことに誠実に
正直に従って行動しているなら、
あなたは周りに対してとても感謝を抱くでしょう。
真摯に話をして実行すれば、応援してくれるひとは必ずいます。
そして今度は彼らが正直になにかに向かって行動を起こすとき、
素直に応援したくなるのは当然のことではないでしょうか?
私も正直に生きている、だから周りのひとがイキイキと
自分に正直に生きている姿をみると嬉しい。
そんな気持ちになると思うのです。
むしろ、自分が
「あなたのために、あなたのせいで続けざるを得ない」
そんなエネルギーを発していたら、
彼らが好きなことをやろうとしたら必死で妨害するのではないでしょうか?
なぜなら「私はあなたの犠牲になっている」
という気持ちが根底にあるから。
「子供や家族がいるから〇〇はできない」
この言葉の裏側には
「子どもや家族のせいで〇〇はできない」
が隠れています。
いい大人が好きだのやりたいことだのできないことは
常識であたりまえだと心の底では思っているから
常識を破って自分に正直に生きている人が
「わがまま」としか映らないのです。
心の底から子どものため、家族のため、
それが幸せに感じるのなら問題ないけれど、
とても鬱々としてイライラする気持ちがあるなら、
自分と向き合う時間をとってください。
表面上の言葉や気持ちには出てこない
本来のあなたの気持ちを直視することで
今の状況は打開することができるかもしれないのです。
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