コーチングをしていて感じるのは自分に自信を持てないひとがとっても多いということです。
「やりたいこと」とか「なりたい自分」とかを目指すまえに、この「自分を信じる」ということができないと砂の城をつくるように脆くなってしまいます。

ワクワクしたり、キラキラしたいと考える前に、まずは土台をしっかり築きましょう。

ちゃんと自信は取り戻せます。
わたしが「自信を取り戻す」という言葉を使うのは、だれでももともとは自信があったからです。ちょっとの間、お留守になっていたかもしれないけどちゃんと戻ってきますので大丈夫。

3カ月で変化を感じることができるようになるので安心してくださいね。
実際に自信を取り戻した事例からその方法を見ていきたいと思います。

自分の思考のクセに気づくことで自ら主導権を握る

なにげなく普段話す言葉にも、そのひとの特徴が表れています。
思考も同じで、言葉にしていなくてもあるパターンをいつも繰り返しています。

でも自分で無意識に使っているからそのパターンにはなかなか気づかないんですね。

「やっぱり」「そもそも」「要は」「だけど」「でも」・・・
どんな接続詞を頻繁に使うかで、そのひとの考える傾向がある程度わかります。

自分の考え方のクセに気づくのはひとに聴いてもらうのが一番。
だけど、聴くというのはとても難しいです。

なにも判定・評価しないで聴いてくれる相手を選ぶ必要があります。でないと、「考えすぎじゃない?」とか「もっとポジティブに考えてみれば?」などの表面上な反応しか返ってこなくて余計モヤモヤが増してしまうことも。

人に聴いてもらうことができなければ、考えていることを文字にしてみることも有効です。
頭に浮かんだことをどんどん出していく感じて綺麗に書こうと思わず、流れていくように。
そうすると、自分が使う言葉や言い回しに特徴があることに気づくことができるでしょう。

自分の思考のクセに気づくことがまず一歩。
自覚できれば、言葉を変えることで少しずつ考え方をシフトしていくことができます。
あくまでも主導権はあなたで。感情のまま思考が流れないようにコントロールします。

「今」に集中する。過去の延長で未来を怖がり恐れない

本当に人の思考は過去に行ったり未来に行ったりして、気を抜くと「今」がないがしろになってしまいます。過去のネガティブな自分に思いを馳せて「やっぱり私はうまくいかない」と結論づけたり、その延長で「同じような未来になるだろうから怖い」というスパイラルにはまっていくことがあります。

だれでも過去の出来事はそれはもう色々あったはず。
でもその中でなぜか上手くいかなかったこと、傷ついたこと、嫌だったことを選択して当時の感情を(わざわざ)思い出すんですよね。

こういう話は自分からどんどん出てくるのですが、「では、うまく行って最高に嬉しかったことは?」と質問すると一瞬考えこんでしまう方もいます。それだけ普段はネガティブな記憶の引き出しを開ける傾向があります。

だけど最高なコトが出てこないひとはいません。ちゃんと記憶の引き出しにはあるのに、なかなか開けないのはもったいないです。

瞑想、ヨガなどマインドフルネスを取り入れる経営者やビジネスパーソンが増えていますが、これも型を通して意識を「今」に集中させるトレーニングともいえるでしょう。

執着、みせかけのプライド、嫌な自分も全部受け入れる

深く内面を探っていくと、自分でも気づかなかった想いが出てくることがあります。
これを直視するのって結構ツライです…。

ずっと何かにしがみついていたり、変なプライドで鎧をつけてみたり。
そんな側面があることを自分では認めたくないですよね。
わかります。わかります。(実感こもりすぎて二度笑)

だけどよくよく考えてみると、そんな要素も自分を構成する大切な一部です。

「まあ、そんなもんだよなぁ」
「私、よくやってきたよなあ」

今まで生きてきた中でそうせざるを得なかった事情がありました。
小さなあなたが必死で自分を守る手段だったのです。
どうぞ否定しないで受入れてあげてくださいね。

コインも表と裏があるように
右があれば左があるように
どちらかがなくなったら存在自体できません。

まとめ

自信を取り戻す3つの方法は

・自分の思考のクセに気づくことで自ら主導権を握る
・「今」に集中する。過去の延長で未来を怖がり恐れない
・執着、みせかけのプライド、嫌な自分も全部受け入れる

こうして3カ月訓練することで
みごとに自信を取り戻した方を目の前で見ると否定しようがありません。

真剣で正直なひとは本当に変化しますね~。

でも取り戻す期間って思ったより短いと思いませんか?
意外かもしれませんが、ポイントをおさえて繰り返しトレーニングすればだれもが変化していくのです。

「自信をつける」ではなくて
自信を取り戻す」ことがポイントです!

自分への信頼の土台がしっかりできたら
さあ、次は本当にやりたかったことに目を向けていきましょう。

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